カナダへの夜明け、飛行機無事カナダの地に着陸する【カナダ留学編】

カナダフライト Canada

前回までの話

映画のタイトルは忘れたが、ともかく淡々とした映画を見ていることだけは思い出せる。

だが、先ほど飲んだウォッカのせいでどうもストーリーに集中できない、ゆるい睡魔が襲ってくる。かといって眠ろうとしても眠れない。中途半端な状態だ

うつらうつらとしながら映画を見ていたら、やがて尿意を催してきた。幸い通路側に座っているので、隣のカップル(?)に迷惑をかけることなくトイレに行くことができた。

エアカナダの機内は搭乗した時から青いと思ったが、就寝モードの機内だとそれをより感じる。

青い異空間に迷ったような錯覚に陥りながらもトイレを済まし、座席に戻る。

座ったまま、うつらうつらしていると知らないうちに寝てしまったようだ。

窓の外を見ると雲の奥で朝日が出始めてきている。

もう朝なのか

夜に日本を旅立ち、何時間経っただろうか?おそらく13時間以上は経っていると思う、なのにも関わらず今頃になって朝日がを見るというのはなんだか不思議な感じだ

機内はまだ寝ている乗客がたくさんいる。

しばらくするとスチュワーデスが朝の飲み物を配り始めた。ジュースと水とコーヒー、私はその時ジュースを選んだ。

眠気と疲れのせいか、味覚が鈍い、極端に甘く酸っぱく感じるジュースだ。

ジュースを飲みながら、あと数時間で未知なる地に住むことになると思うと急に不安になってきた。

朝日が先ほどよりも差し込めてきて、バンクーバーまであと1時間ほどとなった。

ところで、この飛行機はかなり前からカナダ上空を飛んでいたことは後になって知った。カナダは世界で2番目に国土の大きな国、ちょっとしたカナダ間の移動でもものすごい時間がかかることがある。

日本なら、陸を見ただけで後どれくらいフライトすれば良いか予想がつくが、カナダだとそうはいかない。

機内の周りの乗客も徐々に起き始めた。

スチュワーデスが朝食の準備をする。

飛行機の下はまだ雲で覆われているようだが、この飛行機が着陸態勢に入っているのをだんだんと認識できるようになる。

下には雲があるはずなのに、雲の下はまるで荒れている海のようだ。自分はこの時、カナダでどんな波乱な人生が待ち構えているのかこの時はまだ知る由もなかった。

朝食を終えた後コーヒーを飲みながら、時間つぶしに映画を鑑賞する。なんだったかは忘れた、多分面白かったのかもしれないが、覚えていない。

飛行機がいよいよ着陸態勢になり、ちょっとした衝撃と共に着陸する。

この瞬間はいつも緊張する。最近になってようやく慣れたが、この時は着陸するときにダイハード2の飛行機が着陸に失敗して爆破するシーンをいつも思い出す。

実際はあんなに盛大に爆発することはないのに

ベルト着用ランプが消え、各々が機内から出ようとする。

いよいよカナダに来たのだ。

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