部屋を退去する

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部屋の退去日が来てしまいとうとう4年間を共にした部屋を出ることになった。

その日は朝5時に起床し布団をゴミ捨て場に捨て、スーツケースのパッキングを行なった。

不動産の立会いまでまだ4時間もある。

お茶を飲みながら、今までのことを振り返ってみた。

日本に帰ること、東京で仕事をすること、父の最期を看取ったこと、結婚の事

この4年間の思い出を振り返っていた。

思い出にふけっていると、ちょうどお世話になっていた牧師さんから電話が届いた。

以前出産祝いに送ったカタログに関してのお礼であった

最近は妻と親友としか会話を交わしていなかった自分にとって嬉しい会話であった。

彼は私の新たな旅の安全を祈ると、ではまたと挨拶を交わした。

不動産の立会い来たる

それから程なくして、不動産が立ち会いに来た。

不動産は私に名刺を渡し自己紹介してきたが、これ以上ゴミを増やしたくない自分としては申し訳ないがありがた迷惑ではあった。

名刺をポケットに入れると不動産のチェックが始まった。

壁を念入りに確かめながら、途中ボイラー交換で壁紙が破れたことを報告。

このボイラーの壁紙は入居当初から調子が悪かったボイラーを大家さんが頼んだ業者が交換した時に破れたのだ。

調子の悪いボイラーは入居当初から水漏れを起こしていたようで、こちらがわざわざ漏れた分の水道代を払わないといけなければならなかった。

沈黙の不動産チェックが終わった。

退去前に不動産が、「そういえばMODOさんは北海道に引っ越されるのですね?実は自分の両親も函館に移住したんですよ」と話し出した。

先まで、あまり人を寄せ付けない雰囲気だったので妙に拍子抜けをした。

函館は素晴らしいところですねと軽く雑談を交わした後、4年住んだ家を後にした。

邪魔な点字ブロック

家を退去する時に、スーツケースとリュック、そして10キロのの荷物が入った、エコバックを担いで家にを出た。

荷物を運ぶ際に最も自分の道を邪魔したのは縁石もそうであるが、点字ブロックであった。

世の中がバリアフリーに移行しているというのに、時代に逆行している点字ブロックがいまだに我が国にあるのが理解できない。

しかも、点字ブロックが邪魔だと言おうものなら、目の見える健常者から殺人犯のごとく批判を食らう。

こう言っちゃ悪いや、点字ブロック賛成派は冷静に物事を考えたり、別の方法を検討したり、反対派の意見を冷静に聞こうとしない。というか考える能力がないことが多い。

点字ブロックはかつては確かに役立ったかもしれないが、車椅子にとってもキャリーバックにとっても邪魔者でしかない。

そもそも、点字ブロックを使っている人は自分の中では年間で5人見たか見ないかくらいだ。

点字ブロックを使う人よりも、キャリーバックを使用している人の方が圧倒的に多い。

しかも、今の時代点字ブロックがなくとも、GPSやビーコンなど使えば、容易に回避できるだろう。

よく電池が切れたらとの指摘があるが盲目の人が使う杖だった無くしたら、元も子もないし。

また、北海道の場合除雪作業で多くの点字ブロックが削れて使えなくなることが発生する。

今のこの時代、充電すれば一ヶ月は持つデバイスなんぞざらにあるのだ。

電池問題はすでに解決したと言って良いだろう。

それでも、電池問題にぶち当たるのならば、それは忘れた本人がズボラなだけだ。

盲目でも中身は常識人なのだからあまり過保護に考えるのもどうなんだろうか

ともかく、私の中では点字ブロックは開発されてから全く発展のない天下りの製品であると考える。

これからは、これに変わるユニバーサルデザイン、もしくはデバイスを使い

景観と住みやすさを兼ね備えた社会にして行くべきだと感じさせられた1日であった。

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